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Snapdragon (スナップドラゴン)は、米・クアルコムによるモバイルSoCのシリーズである。CPUコアはクアルコムによる独自設計であり、ARMのCortex-Aシリーズと同じ世代に相当する。 == 概要 == SnapdragonのアーキテクチャはARM v7 命令セットに基づいている。クアルコムは、Snapdragonをスマートフォン、タブレット、スマートブックデバイス"プラットフォーム"と位置付けている。Snapdragonプラットフォームは、一日のバッテリ動作を可能とする低消費電力のリアルタイムユビキタスコンピューティングを狙って設計されている。 SnapdragonのアプリケーションプロセッサコアはScorpion(スコーピオン)とも呼ばれ、クアルコムの独自の設計である。多くの特徴はARM Cortex-A8/9コアと類似している。ただしSIMD命令セットであるNEONのハードウェア実装が128ビット化されており、Cortex-A8/9と比べて2倍の理論演算性能を持つため、マルチメディア処理により高い性能を発揮する〔http://www.dspdesignline.com/showArticle.jhtml?articleID=204700527〕〔http://www.insidedsp.com/tabid/64/articleType/ArticleView/articleId/238/Qualcomm-Reveals-Details-on-Scorpion-Core.aspx〕。 全てのSnapdragonプロセッサはHDビデオのデコードの機能を内蔵している。Snapdragonチップセットの種類により、720pまたは1080pの対応となる。 Snapdragonチップセットおよび他のクアルコムのチップセットに含まれている独自のGPUテクノロジのAdrenoは、AMDから買収したモバイルグラフィック技術を元に設計を行っている。 Snapdragonシリーズの最初のチップセットはQSD8650とQSD8250であり、2008年の第3四半期に供給された。これらのチップセットは、1 GHzのアプリケーションプロセッサ、無線モデム、GPSを内蔵していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Snapdragon」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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